近鉄名古屋線 全線開通80年

近鉄名古屋線 全線開通80年

名古屋市三重県松阪市を結ぶ近鉄名古屋線が全線で開通してから26日で80周年を迎え、沿線では記念のヘッドマークをつけた列車が走り始めました。
名古屋市近鉄名古屋駅から三重県松阪市伊勢中川駅までを結ぶ近鉄名古屋線は、26日で、1938年6月26日の全線開通から80周年を迎えました。

これにあわせ近鉄名古屋線では、26日から開通80周年を祝うヘッドマークをつけた電車の運転がはじまり、午前9時半ごろ、この電車が近鉄名古屋駅に到着すると、鉄道ファンがカメラで撮影していました。
また、近鉄名古屋駅の構内には、記念の入場券やグッズを販売する特設ブースが設けられ、販売が始まる前から約100人のファンが並び、入場券などを買い求めていました。

購入した30代の女性は「鉄道ファンの夫がきょうは仕事で買いに来られないので、いつもお仕事を頑張っている夫の代わりに買いに来ました。
買えたことを電話で報告すると、『よかった』と安心して喜んでいる様子でした」と話していました。
近鉄名古屋駅の奥藤修平駅長は、「今後、90周年・100周年を迎えると、リニアの開通などで、名古屋も変わっていくと思うが、より親しまれる近鉄名古屋駅にしていきたい」と話していました。

NHKニュース 2018年06月26日12時36分
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180626/5817951.html