平成の道筋付いていた 改元閣議の舞台裏を紹介−小泉元首相

小泉純一郎元首相は25日、東京都内で講演し、自らが厚生相として出席した1989年1月7日の平成に元号を改める政令決定の閣議の様子を紹介し、あらかじめ道筋が付けられていたとの印象を語った。

小泉氏によると、閣議で当時の石原信雄官房副長官が修文、正化、平成の三つの元号案を提示。このうち平成だけ出典を説明した石原氏が閣僚に「平成でいかがでしょうか」と声を掛け、竹下登首相(当時)の顔を見た。すると「竹下さんがうなずく。そうしたら、みんなもうなずいてしまった。それで決まった」と振り返った。 

6/26(火) 0:44
時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180625-00000099-jij-pol